その言葉は美味か?ネーミングについて研究します

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日本マクドナルドが創業以来初めてという商品名を公募したハンバーガーの名前が決まりました。その名は「北のいいとこ牛(ぎゅ)っとバーガー」です。言いたいことをぎゅぎゅっとまとまっている良ネーミングだと素直に思いました。

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引用:http://www.mcdonalds.co.jp/

2週間で約500万件の応募があり、その内の1件を担った私ですがあえなく不採用でした。応募ネーミングは本人の保身のため伏せさせて頂きます。。参加してみて思ったことは商品ネーミングの難しさです。

北海道産じゃがいもにバターの風味でコクをつけた具材感たっぷりのポテトフィリングと、北海道産の生乳から作られたチーズを使用した濃厚で味わい深いチェダーチーズが特長のハンバーガーです。ジューシーな100%ビーフパティに… (以後、割愛させて頂きます。)

伝えたい魅力が上記の様に沢山あるとつい全部言いたくなる。誇張ぎみの仮名称でしたが、っ長いネーミングに陥ってしまう。飲食店様におかれましても同じ様な体験をされた方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は購買意欲をかきたてるキャッチコピーの作り方から、テクニック交えてご紹介いたします。(出展 繁盛店は料理と言葉でつくる 著者 竹内 謙礼 日経BP)


『繁盛店は料理と言葉でつくる』 の著者である竹内 謙礼さんの言葉をお借りすると、『行列ができる店には、個性あふれるメニュー名がある』とされています。お店選びにとって、今では事前情報が欠かせません。その中でも食べる前から「おいしそう」という気持ちを消費者に湧き立たせる事がこれからの集客には必要となります。

「料理」「言葉」の関係は以前よりも増して密になることが言えるのであります。事例を元に内容を比べてみます。


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とある、もつ鍋屋さんで、
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A.『ホルモンと出汁にこだわったもつ鍋』

B.『一番人気!食べたらホクホクのすき焼き風もつ鍋』

お店のメニューを見てどちらの商品を食べてみたいと思いますでしょうか?皆さんもBの商品をお選びになるのではないでしょうか?

Aですが『こだわり』というキーワードが入っていますが、どうこだわっているのか?この名前だけではイメージが伝わってきません。

一方、Bにつきましてはどうでしょうか?細かく分析してみます。まず、「一番人気」という言葉で、「他のお客さんも満足しているんだ」とおいしそうを保証しています。また、「ホクホク」で食べている最中を連想させ、「すき焼き風」で味を分からせています。


まとめ

いかがでしたでしょうか?事例からも分かります様にキャッチコピーは商品の要約では無いということです。料理を「食べたい」「注文したい」という気持ちにさせる言葉でなければキャッチコピーではないとういうことです。

料理のネーミングだけではイメージが湧きにくかったり、情報量が少なかったりする場合に、いわば”ダメ押し”的な言葉がメニューにおけるキャッチコピーの役割なのです。

あながち、私の夢である『世界一お腹の空くコピーを生む』はまんざらでもありませんでした。皆さんもマクドナルドに負けないおいしそうなネーミングを考えてみてはいかがでしょうか。



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