湯気の向こうに逸品あり、裏路地で見つけたほっこり酒場

大寒波が居座る日本列島ですが皆さん風邪など引かれてないでしょうか?先週は赤提灯や手書きメニューの温もり求めて大阪はキタエリアを散策しました。収穫ありの酒場リサーチでしたが、醍醐味はやはりそのお店にはいらないことには分かりません。そこで今回は赤提灯に導かれ行ってきたお店をご紹介します。


赤提灯と手書き風メニューの妙

簡単におさらいしますと赤提灯も手書きメニューもお店の特徴を表現する店頭ツールであることが改めて分かりました。ここでの想いや工夫によってオリジナル度を発揮し店頭からして他店との差を出すこともできます。そんな秀逸ツールを巧みに組合したお店を発見。裏路地に一際灯るキタの大衆酒場。


大衆酒場『炊き餃子と麺』虎鉄東通り店

http://r.gnavi.co.jp/r0899pw10000/

IMG_2238

『炊』と書かれた文字とその大きさはインパクト大であります。

IMG_2239

『炊』の謎解きは店頭看板で紐解けます。この『炊』はこちらの看板料理である、炊餃子であることが判明。ほっこりするにはうってつけの一品です!

IMG_2236

日曜日の20時すぎ、予想に反して男性客は誰一人もいませんでした。要因は様々かと思いますが、店頭の提灯やメニューの文字の可愛らしさが買われているのも一つかと思われます。

IMG_2554

メニュー内に解説にもありますが、九州・博多発祥のご当地メニューであり、スープで炊くことによって皮に味が染み込み、スープも餃子の餡から出る肉汁で美味しくなるという、相乗効果がおびただしい一品なのであります。写真とイラスト付の解説でこれだけでもお酒が進んでしまいそうです。まつことしばし、注文しました虎鉄名物の白炊きが来ました。

IMG_2560

熱々に熱せられた土鍋はグツグツと湯立っています。赤・緑・白の配色も綺麗で食欲が湧いてきます。無言になることしばし、つついた3人ともがスープを飲み干してしまった後に重大な過ちに気づきます。炊き餃子のもう一つのお楽しみ、〆のオーダーをすっかり忘れていました。満足感の後に押し寄せる自責の念。これを払拭するにはこれしかない、『赤炊き』を頼もー!もう一つの顔、赤炊きの特徴はパクチー香るアジアンテイストな一品であります。周りを見渡せば赤炊きの比率が多いことから、パクチー好きの女性が通うお店なのかもしれません。

IMG_2563

既に一杯平らげておりますが、新たな食欲の芽は早くも腹の底の方で紡ぎだされています。香りだけでも熱気ムンムンですが食べるとまたすごい。辛さと旨さで体全体が熱烈歓迎しています。

そして今回は忘れず注文、〆の麺入りました。

IMG_2572

体もすっかり温まり湯気が立ち込める厨房に目を向けますと温泉にでも浸かっているかの様な気分であります。大寒波は嫌ですがその分、料理とお酒が美味しさを増すキタの酒場でありました。