アメリカンキッズのいまどきランチ事情!!

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先日社内で「アメリカの子供のランチってすごいですよねー。ランチャブルとかでOKなんだから」と言ったら
「え?ランチャブルって何??」という話になりました。
同僚は米国に来て1年という在米歴でいうと新米の日本人。

そうか、、、日本の人はアメリカの典型的なキッズランチ・ランチャブルを知らないのか!と思い、当ブログで紹介することにしました。

アメリカンキッズのインスタントランチを徹底解析

Lunchableとはクラフトフーズが製造している
アメリカンキッズに人気のランチパックのこと。
LunchとAbleを組み合わせたうまいネーミングですね。

実際の店頭ではこんな感じで、冷蔵コーナーに売られています。
2/400とは2/$4.00の略で2 for 4 dollars、つまり2個で4ドルということです。

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冷蔵庫で保存でき、常備しておけばお母さん達は朝の忙しい時間、ランチを手作りすることもなくこれをランチバッグに放り込んで終わり!
究極のインスタント弁当というわけです。
大きく分けてドリンク付きのものと無しのものがあり、その種類は26にも及びます。

【代表的なランチャブル】
*Ham & Cheddar Cracker Stackers ハム&チーズクラッカー
*Extra Cheesy Pizza チーズピザ
*Uploaded 6-inch Turkey & Cheddar Sub Sandwich ターキー&チーズサンド
*Nachos, Cheese Dip & Salsa ナチョス チーズ&サルサ
*Uploaded 6 Piece Chicken Dunks 6ピースチキンナゲット
*Mini Burgers Lunch Combination ミニハンバーガー
*Uploaded Beef Walking Taco Snack ビーフタコスetc…

日本人からすると、「え〜!これが弁当?」
「こんなもんでお腹いっぱいになるの?」
から始まり、「添加物だらけで体に悪そう」「栄養バランスが悪い」など
心配だらけになりますが、驚くことにアメリカンキッズはこのランチャブルが大好き。
これをランチに持っていくと、隣の子から「いいなぁ〜」という声が漏れるほど。

↓そして中学生以上のティーンの間では
ボウルに入ったサラダが流行っているそうです。
やはりお年頃になりダイエットが気になり始めるからでしょうか?

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このボウルサラダも、ドレッシングはもちろんのことフォークまでがパックされており、ある程度日持ちもするため冷蔵庫に買いだめしておくことができます。ドレッシングは日本でも一般的になったシーザーに加えアジアンチキンサラダやサウスウェスタンサラダなど種類が豊富です。

↓小さな子には冷凍ミニバーガーや冷凍サンドイッチも人気なのだとか。本来ならレンジでチンして食べる商品ですが、凍ったまま持っていけば食べる頃には解凍されているといった具合。

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↓日本でも人気のランチパックに似た、スマッカーズのアンクラスタブルっていうのもありますよ。ただし山崎のランチパックのように、おかず系のサンドイッチはありません。

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過去にもっともポピュラーなキッズランチと言われていたピーナッツバター&ジャムサンドイッチ。これについては近年ナッツアレルギーに対する対応が厳しくなっており学校から姿を消しつつあるようです。ナッツ類は一切ご法度の学校があったり、ナッツ製品を持ってきた時は限られた場所でのみ飲食可というルールができたり…ひどいアレルギーの場合は死亡するケースもあり、学校側もかなり神経質になっているようです。

さらにアメリカの小学校にはスナックタイムがあり、ランチ以外にもスナックを持っていきます。アメリカ人がヘルシーと信じて疑わない食間のスナックにはセロリ&ピーナッツバター、ミニキャロット、リンゴ&キャラメルディップなどがあります。その他リンゴやブドウなどの果物、ヨーグルトが細長いビニール袋に入っているゴーグルト、カップに入ったアップルソース、スティックチーズも一般的ですね。

アメリカンキッズのランチ事情をご説明しましたが、これらを聞けば、オバマ大統領の奥様、ミシェル夫人が肥満撲滅キャンペーンで学校給食改善に力を注いだのも納得しますよね。しかし悲しいかな、ミシェル夫人が推奨したヘルシーランチはあまりにもまずく腹にもたまらなかったため不評きわまりなく、ボイコットする子や捨ててしまう子供が続出したのだとか、、、恐るべし、ジャンクフードパワー!!

最後に社内で我々がランチャブルなどのインスタント食品を大試食!

 

↓まずはランチャブルのピザ
学校にはトースターや電子レンジはありませんから、柔らかいクラッカーのようなピザ台にピザソースを塗り、チーズとサラミを乗せるだけ。
この作るという作業が子供達には楽しいのかも?お味の方は「案外美味しい」という感想。チーズをとろりと溶かして食べたいのは山々ですが、不味くはない、、、
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↓お次はシシカバブ
形状が違うだけで、材料はほぼピザと同じ?
棒状のプレッツェルに刺して食べるのですがチーズがすぐに破けてしまうので、かなり無理があります。味の方もご想像通りでイマイチ!
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ターキー&ハムサンド
真空パックされたパンにパサつきはあるものの、安定した美味しさです。
一番気になるのは、水と一緒についてきたクールエイドというドリンクミックス。
色もすごいけれど、味の方は日本人が苦手なチェリー味で咳止めを飲んでいるようです。これはいただけません。
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↓ランチャブルではありませんが、缶詰を開けたらそのまま食べられるパスタやラビオリも人気のようです。
こちらは蓋だけ開ければレンジでチンが可能な容器。今回はこちらの小学生同様、温めずにそのままいただきました。
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・・・・・・・・・。

あまりのまずさに一瞬言葉を失うスタッフ。
ミートソースパスタのほうが若干マシ?という程度で食べられた代物でありませんでした。

一番ポピュラー弁当はサンドイッチであるということは言うまでもありませんがそれ以外に今時のアメリカンキッズがどのようなお弁当を学校に持って行くのかご参考になりましたでしょうか?

ゆっくりとはいえ健康嗜好に移行しているアメリカ社会。いま人気のランチャブルがスーパーから消える!?なんて日もやってくるかもしれませんよ。世界に誇れる日本の給食とお弁当文化!

日本の子供達は本当に幸せものだな、と感じます。ぜひ味わって食べてもらいたいものです。
img_7299WEBライター・藤江 由紀子
埼玉県出身。アメリカ人と結婚後に渡米し、現在在米歴18年、ブログ歴8年。生きがいは美味しいものを食べること。得意分野はB級グルメ発掘。主婦の目線から見たアメリカの食文化をどんどんお伝えしていきます!

 



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