古き良きインターナショナルな街、麻布の看板・店頭特集5選

今回特集する場所は東京の麻布十番です。今年の春先に取材した神楽坂と同じく明治時代には繁華街として発展したエリアです。その当時の名残を今にも残す麻布十番商店街を巡りメニューデザインの視点で見てみると、ここは和と洋が程よく融合するバイリンガルメニューの宝庫でありました・・・・・・。東京の中でも歴史と新しさを感じられる麻布の飲食店をご紹介します。

 

 

1.麻布10番の新しい3拍子

麻布十番のど真ん中に現れるノスタルジックな佇まい。どこかアジアンな雰囲気を醸しだしています。屋号も目を引く、その名も鰓呼吸(えらこきゅう)。『麻布』が持つ概念を打ち砕くかのように、コスパ良し!昼から飲める!朝4時まで飲める!の3拍子が聞こえてきそうな迫力あるお店です。

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店名:鰓呼吸 麻布十番商店街 http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13109642/

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見上げてみても絵になる造り。豪快な江戸の情緒を現代風に表現された見ごたえのある店頭でした。

 

 

 

2.世界目線で表現する、【日本一美味しい!冷やし中華】

有名ブロガーや芸能人も足繁く通うお店が「鶏そば十番156」です。スノコを赤くペイントして使っている店頭看板もおしゃれですが、青色の冷やし中華が日本の夏を瑞々しく表現しています。またそこには『日本一美味しい!』との合いの手も入り、インターナショナルな街の雰囲気が感じられる看板です。今や冷やし中華は日本人だけにあらず、ワールドワイドな夏の風物詩なのかもしれません。

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店名:鶏そば十番156 http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13168206/

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コンセプトはラーメンBARだけに黒基調のシックな中にも商品が際立つメニューデザインです。オシャレと美味しさとの融合を証明する一枚です。

 

 

 

3.日常に溶け込むシンガポールの味

大江戸線の麻布十番から、少し離れた場所にひっそりとあるお店。ただこの場所をむしろ好むかのように通りの裏側でも気にすることなくたくさんの人で賑わいを見せるお店がありました。それはランチでもディナーでも普段使いができる料理として人気を集めるシンガポール料理のお店です。味付けが日本人の味覚に近く、リゾート気分を感じられる雰囲気は特に女性客からの支持を集めているようです。

店名:海南鶏飯食堂 麻布店 http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13004747/

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パクチーも今ではすっかりと外食メニューとして定着した食材ですが、今後もこの東南アジアから新しいヒット食材が生まれるかもしれません。

 

 

 

4.ギャップで引き付けて、メニューを迷わせるのも一つの手

Ottimo!(オッティモ = 最高の)と書かれた言葉に可愛らしいイラストでここがパスタ専門店であることが人目で分かります。ガラス越しに見える店内には多数の黒板と豊富なメニューも見て取れます。この外観と店内からは日本を遠く離れたイタリア本場のリストランテを想像してしまいます。(行った粉と無いためあくまでイメージの話ですが。)

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そのギャップを楽しんで欲しいとばかりに店頭の手前では手書き調の黒板が二つ並んでいました。こちらはすぱじろう麻布十番店さんです。http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13173728/

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S・M・Lのどのサイズでも同一料金ですが、月替わりのメニューから通常のメニューまで豊富なラインナップが特徴のお店です。引き付けて、迷わせて、でも最後に満足感を与える店頭とメニューテクニックが憎いお店の演出でした。

 

 

 

5.切り口が斬新なタコス屋さんのターゲットは日本人以外!?

最後に東京ならではのお店をご紹介します。そのお店はフリホーレス麻布十番店。 メキシコ料理のブリトー&タコスを好みの具材でオーダーできるお店です。店名:http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13099072/

ただこちらのお店の看板やメニューには日本語が使用されていないのです。店員もほとんどが外国人の方。

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お客さんもほとんどが外国人の方。

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チップボックスまであります。

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これだけ見たら日本のお店とは思えない風景が広がっていました。港区全体で言うと人口15万人のうち10%は外国人が占めると言われています。東京オリンピックを控えインバウンドの数も伸びる要素が多い中、フリホーレスの様な形態のお店は増えるかもしれません。昔ながらの東京の良さを残しながら、国際化を果たす気概が店頭から感じ取ることができました。次回も東京の気になる街をメニューの視点からお伝えしていきます。



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