料理人の想い以上に伝えられるのがメニューブックだと思います。

日々、メニューブックの啓蒙に勤しむ営業本部長の谷口です。営業活動の上で、メニューブックって無くてもいいんじゃない?本当に必要なの?というお言葉も良く頂戴します。答えはYes.メニューブックは必要です。でも時々、その重要性をお客様自身から頂戴することがあります。嬉しさ半分、身の引き締まる想い半分といった心境です。

今回はそんな貴重な体験を取材させて頂くことができました。お客様は全国で23店舗、温浴施設の運営を主に行われているビーバーレコード様より統括本部 レストラン事業部長 松村 孝雄 様に直接お話をお伺いしております。メニューブックは何故必要なのかをお聞きしておりますので是非ご覧ください。

 

 

インタビュイー 


株式会社ビーバーレコード
統括本部 レストラン事業部 部長 松村 孝雄 様
全国23店舗運営。
メイン業態は温浴レストランの水春亭。1号店は滋賀にgojigoji

 

 

 

まず初めにメニューブックの重要性とは何でしょうか?

ホームページでもトップ画面でメニューが変わったことを大々的に告知

一言で表現するならそれは「料理人の想いを伝えるツール」として重要な存在だと捉えています。
また同時に業態や客層によって伝え方も異なるため、難しさも感じています。
弊社のメニューは、写真を取り入れた構成になりますが、活字だけのメニューと比べても作る難しさは大きいです。
写真は、活字だけのものよりも優れた情報力を持っています。だからこそ料理の情報は適正でなければいけませんし、誤った情報はもってのほかです。
私自身が元々は料理人のため、作る料理が一番美味しい瞬間を伝えたいという想いも常に持っています。
その想いを写真やデザインを通じてメニューでは表現しなくてはなりません。重要と捉えているからこそ、求めるものが大きいのです。

 

 

メニューブックに求めるものについてお聞かせください

実際に作成させて頂いたメニューブック。バインダー仕様のためめくりやすく、インデックスで価格帯からもすぐにメニューを選ぶことができます

一緒に作り上げる立場から言わせて頂くと、「料理人の想いを汲んでくれる作り手の存在。」だと思っています。作り手同士の想いが一つにならなければ、良いメニューは生まれません。
更に付け足すなら、料理人の想いを上回るような想い・そして理解を求めます。

例えば店側が何を一番売りたいのか?この理解がなければいくらデザインしてもただの写真と言葉の羅列になってしまうでしょう。一見それは綺麗に見えても、そこから伝わってくる温度感はお客さんには届かないと思います。
料理の温かみを画像で伝えるのは難しいですが、メニューで温度を伝えることを毎回大切にしています。それをできるものがメニューなのだと思います。

 

 

メニューデザイン研究所に依頼した理由は?

元々弊社にもデザイン室があり、メニューは自社で完結していました。
ですが、どうしても担当者のカラーがメニューデザインに反映されるため毎回偏ったメニューになることが課題でした。
その点、ウイングッドではデザイナーの個性によって毎回新しいメニューができあがることから依頼するようになりました。

 

 

メニューブックを作成して良かったことはありますか?

まずは制作に携わったメンバーが想いを一つにできたことが大変良かったです。
それは担当者間だけにとどまらず、部署を越えて様々な価値が寄せられたことも今までには無かった好事例でした。

実際のメニューデザインで言うならば、380円カテゴリーの一押しに位置づけた「赤鍋」のページです。鍋料理は煮崩れが起きやすいため、撮影時はより慎重さが求められます。そんな状況の中でも料理人の立場からは、『一番食べてほしい瞬間を撮って欲しい 』という想いが常にあります。その瞬間は口に出してからではタイミングがずれてしまうのですが、同じ気持ちで撮影に参加してもらえることで声にださなくとも感じてベストショットを撮影して頂けました。実際にデザインに起こしてもとても納得のいく素晴らしいメニューに仕上げてもらえたと思っています。

この想いはお客様にも伝わり、売り上げは昨対比を上回る結果を生んでいます。何より最も高い380円カテゴリーの商品が一番良く出る様になったのはメニューデザインの力を証明しているのではないでしょうか。注目度が増して来客率が増えたことも大きな成功だと言えます。

 

 

今後メニューデザイン研究所に求めるもの?

飲食業界においても、女性の存在はとても大きいと言えます。
そのため今よりもっと女性の声を提案に盛り込んで頂きたいです。
またお客様とのコミュニケーションツールとしての遊び心も必要とされるのがメニューだと思います。
そのために偏りの無い、様々な意見・アイデアを今後も期待しています。

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか?全身で受け止めなくてはならない程のメニューに対する熱い想いをお聞きすることができました。文中でもありました「赤鍋」の撮影シーンのエピソードですが、その日初めて顔を合わすスタッフ構成では思う様な仕上がりはできなかったことでしょう。日頃から作り手同士のディスカッションがあったからこそ、何が一番ベストなのかという答えが瞬時に導かれたのだと思います。メニューブックは一日にしてならず。この小さな積み重ねがあってこそお店に奇跡を起こすのです。これからもメニューブックの啓蒙に勤めてまいります。最後までご覧頂きましてありがとうございました。

 

 

Goji-Goji(ゴジゴジ) 南草津店
滋賀県草津市野路5丁目18−5
077-569-0388

 

 

 

営業本部 本部長 谷口 泰崇

1980年3月13生。奈良県橿原市。マイブームはあかちゃん。