サイトウさんはじめました。この夏、最もクールなトレンディーメニュー

『路地裏でサイトウさんを見かけました。』って、そんなタレコミ信じられるわけないでしょよ。あの人は超多忙だぞ。最先端いくトレンディーだぞ。そんな人がこんな路地裏にいる訳ないでしょ。

 

誰だと思ってるんだ?

 

 サイトウさんだぞ

サイトウさんだぞ

路地裏でサイトウさん発見!タレコミはデマではなく、紛れもなくサイトウさん。でも、480円。安っ!?ギャラ安っ!?サイトウさんの本当の正体は、、、

 

今、話題の、最凍(サイトウ)生レモンサワー480円

最凍(サイトウ)生レモンサワー480円

 

梅田の路地裏ではこっちのサイトウさんがトレンディーだったりします。あれっ、知りませんでした?

最凍(サイトウ)生レモンサワー480円_2

キンキンの凍結レモンでつかみはオッケー!!じゃあ、その隣の「生レバー風」さんいってみよー

 

 

7月25日(火)の日付が決定的な証拠でした

7月25日(火)の日付が決定的な証拠でした

サイトウさんに目を奪われがちですが、私はこの目でしっかりともうひとつのトレンディーメニューを目撃していました。そうです、店頭入り口です。訪れた今日は日本三大祭りのひとつ天神祭り。そして夏を乗り切る、三大スタミナといえば、生レバーと昔から決まっています。リアルタイムで伝えるSNSのようなメニューだと思いませんか?正に超トレンディー!実はこちらのメニューは書いては消すことのできる、ホワイトボードラミネートを使用した特注POPなのです。消す作業のストレスを考えずに今日のトピックスや売りたい商品をガシガシ書ける超(スーパー)POPなのです。

 

でもこのご時勢で『生レバー』はあかんのちゃう?と思いきや名前は最後まで見ましょう。『生レバー風』でっせ。

生レバー風

お店の名誉にかけて“違法” でも ”もぐり” でもありません。でも、食べてみるとどうでしょう、限りなく生の食感。旨すぎるレバー特有の濃厚さ!!!その秘密は、『低温真空調理の技法』です。詳しい説明は控えますが、加熱をすればレバーは店頭でも食べることができます。でも加熱した時点で生ではありません。ではどうするか?低温でやや時間をかけて加熱することで限りなく生に近い食感と味を楽しむことができるのです。この体験は初めてなのに初めてではない感じ。分かりますでしょうか?

 

 

お店の売りたいものお客さんの欲しいもの

DIY短冊メニュー

サイトウさんの「ナカ」おかわり280円を待つ間、ふと頭上を見上げるとそこには木札メニューがありました。せり出した棟の高さにぴったりなサイズ感。計ったような木札メニューなのですが、実際に計りました。。こちら、オールDIYで作成したメニューです。

DIY短冊メニュー_2

市販のものでは帯に短し、たすきに長しでジャストサイズのものはありません。そんな時あきらめますか?いえ、無いものはつくれば良いのです。

①ホームセンターで好みの木材をGET! + 断裁  
②メニューデザインファクトリーで塗装
③メニューデザイン研究所で文字入れ。

『お店が売りたい想いと、お客さんが欲しい想いはジャストな関係でなくてはいけません。』この木札メニューはそう語っています。

 

 

文字だけで伝える時の注意点

手書とPCの融合

左から、「日本酒メニュー」、「出るのが遅いけどおいしい商品」、「酒場のスピードスター」、そしてテプラの 「お詫び」にと、多くのメニューが並びますがここには一切写真はでてきません。あるのは文字のみ。でもそれぞれに目を向けると、しっかりと目が合います。不思議ですよね?どれもみんな文字だけなのに。

その秘密は、書体です。手書文字は人の温かみがでるのでできればぜんぶ手書にしたい!その想いは間違いではありませんが、少しお客さんには不親切かもしれません。的確に情報を伝えたい場合、そこは手書よりパソコンで表現した方が読みやすく分かり易いからです。手書はどうしても癖がでてしまうため、的確・適正には不向きとなるのです。本当に細かいことですが、商品によって書体を変えるだけで伝わる力は断然異なることをここで伝えたかったのです。

 

 

最後に

三大祭の天神祭りだろうと、9時以降でも満席と勢いのあるお店でした。目印はサイトウさん。始めに食べるなら生レバー風さん。あとは店内のメニューが何とかしてくれます。見上げても花火も天の川もありませんが、きちんと整理された短冊メニューが願いを叶えてくれるでしょう。今夜も美味しい夜をありがとう、追加でミノを2本を叶えたまえ☆

 

 

肉酒場 犇屋
大阪府大阪市北区芝田1-3-14
050-5590-1513
[月~土・祝] 17:00~24:00
日曜(※月曜日が祝日の場合日曜日は営業いたします)

 

 

山崎 達弥Webライター山崎達弥
1979年12月12生。新潟県出身。メニューデザイン研究所メディアの専属ライター。焼くと嫌いなレバーも生は大好物。食べることと、飲食店さんをこよなく愛する山崎が執筆させて頂きました。


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