飲食店に『ドリンク持込可』、でも売上げはなぜ上がるのか?

357 view

新橋をはじめ都内・神奈川で11店舗展開している「かき小屋」さんですが、“ドリンクの持ち込みサービス” で人気を博しています。

 

一ユーザーとしては何ともありがたいサービスですが、同時に後ろめたさも感じてしまいます。

双方にメリットを与える、このサービスと仕組みを調べてみることにしました。

 

 

かき小屋のドリンク持込サービスとは?

s_006i

食べ物・飲み物持ち込みOK!お一人様各556円

おひとり様556円(税抜)で肉でも魚でも食べ物をお好きなだけお持ち込み頂けます。お皿はお貸しします。塩・胡椒・醤油はサービス致します。あまり煙が出るものはNG。ご不安点がありましたら、調理はさせて頂きませんがアドバイスは致します。また、お一人様556円(税抜)でビールやワインなどお好きなお飲み物をお好きなだけお持ち込み頂けます!飲み物のグラスやクーラーボックス・ワインクーラーなどはお店でご用意。氷はサービスします。水・お湯はタダです。残ったお酒はボトルキープします。途中で飲み物が足りなくなっても、2軒隣に酒屋さんがあるので気軽に買い足しすることもできます。ただし飲みすぎはレッドカード!お子様は各186円(税抜)です。

引用:BBQかき小屋 三鷹店 プレスリリースより

 

昨年の10月にオープンした三鷹店にいたっては、フードも持ち込み可能とサービスがグレードアップしています。なぜこれ程までに顧客よりのサービスが生まれ、尚且つ店舗拡大ができるまでに経営が成り立っているのか?そのルーツが気になります。

 

 

サービス導入のきっかけは?

そもそもこのようなサービスが生まれた背景には、『かき小屋1号店』の祐天寺店がオープン時までに遡ります。店舗の面積が狭く、お酒を十分に置くスペースがなかったため、たまたま3軒隣にあった酒屋で好きなものを買ってもらえればという発想がそもそもの始まりだそうです。飲み物の在庫を大幅に減らすことで出来たスペースは客席に変更したり、仕入れ業務の手間がなくなったりと、サービスを初めてすぐにメリットが見えたそうです。

 

 

 

サービス導入後の今は?

『ドリンク持ち込みサービス』の利用率は、約40~50%程度だといいます。同店では今後この割合を増やす動きがより活発化しており、持込“可能”から“推奨”しています。ありきたりなラインナップで酒類を提供せず、自慢の食材に絞って勝負をすると決めたことが勝因ともしています。「通常の飲食店であれば、お客様の飲み物がなくなる度に、オーダーを受けに伺いますが、ドリンク持込みのお客様の場合はそれがありません。最初に水と氷のセットをサービスでご提供し、あとは補充に伺うだけです。オーダーを打ち込む手間もなく、オペレーションとして非常にシンプルです」

 

 

 

まとめ

最後に持ち込みで得られるメリットをまとめてみました。

 

ドリンク持込で得られる“メリット”

・ドリンクコストの削減でフード注文率の向上化

・コストパフォーマンスによる顧客の満足度向上、リピート率の向上

・人件費の削減(オペレーションの緩和)

 

オープン当初の大胆な発想から生まれたサービスも今では顧客のニーズにしっかりと噛み合った合理的なサービスと言えるまでになっています。一概にすべての業態に当てはまるものではなくとも、かき小屋さんと同じように、売りたい商品が明確な専門店などには向いているサービスかもしれません。新しいスタイルとしていかがでしょうか?

 

 



お問い合わせ