第2弾!メルボルンは“KAMI”の街でもあった?現地メニュー会社もレポート

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昨日は、オーストラリアはメルボルンのカフェ事情について思うことを書いてみた。
改めてメルボルンの特徴をざっとおさらいすると、、、

 

メルボルンの特徴をおさらい
メルボルン
・メルボルンは「世界一住みやすい街」に6年連続で第一位を獲得。
・驚異的な物価、タバコは1箱3,200円。(2020年到達予定)
・アルバイトの時給が1時間2,200円 土・日は1.5~1.75倍に。人件費が高いため営業時間は短い。
・カフェ文化が独自に発展。2015年にはスターバックスが事実上の撤退。

 

以上が主な特徴として挙げられる。またそれ以外にも、元々が移民の街としての影響から世界各国の様々な料理が本格的に食べられたりもする。
中華街はもちろん、その隣の道にはギリシャ人街、市内の少し外れにはイタリア人街がある。
その他にも、ベトナム料理、マレーシア料理、タイ料理、韓国料理などアジア圏からも顔ぶれは様々だ。

このような多様性に満ちた文化と慣れ親しむ機会が多いからか、個性を重んじる国民性だとも書かせてもらった。
チェーンより個店を選ぶ消費者の心理からも、スタバの撤退はその最たる例だったのかもしれない。

 

ユニークを好む国民性は個人的にもシンパシーを大いに感じる所である。
メルボルンという街を読み解くために早速第2弾目へと話を移しいこう。

メルボルン2

歴史を感じながら新しさも垣間見れる建物もユニーク

 

 

 

メルボルンは “KAMI” の街?

何気なく街を歩いている時でもその感覚はずっとあった。カフェが多いこと自体は街の特徴であっても、違和感を抱く程ではない。

メルボルン ペーパーショップ

ウィンドウディスプレイにはローマ字でKAMIとサインされていた

しかし、“KAMI” となると話は別だ。メルボルンという街には、かなりの数の “ペーパーショップ”  が点在している。何故これ程までに多いのか?これもオーストラリア人のユニーク好きに関係があるのだろうか?私なりに理由を考えてみた。

まず1つ目に挙げられるのが、紙の原材料である木材パルプが潤沢にあるということだ。しかし、現状は国内の8割を輸入に頼るという。その背景として、①水資源が少ない、②環境基準が厳しく新たに製紙工場を建設できない、③輸入した方が安い、④紙需要の低下が著しく設備投資できないこともあるらしい。資源を有しながらも紙業としての環境はあまりよ良くはない。それでもペーパーショップが乱立するのには他の理由がありそうだ。

 

 

 

自ら作るがメルボルン流

メニューブック屋_3

メルボルン イラスト

メルボルンの街を語る上でもう一つ欠かせないのが「アート」だ。その象徴が街の至る所に見られるイラストにも現れる。「アート」についてのコメントは差し控えるが、このようなイラストが無数見ることができる。飲食店も例外ではない。1弾目で登場したカフェを始め、訪れた飲食店さんで目にしたショップカードの殆どは独創的なデザインでそれは自ら作っていることが分った。

 

 

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メルボルン ショップカード

例えばこちらのショップカード

直線的なカットには敢えてせず、フリーハンドで切ってみたりとお店にまつわる物も個性を尊重する傾向があるようだ。こういった自らがモノづくりに積極的な風土が、ニーズとなって、それを補おうとするサプライショップが増えたのではないかと推測するが果たしてどうだろうか?

 

 

 

メルボルンのペーパーショップ

メルボルン 紙屋

実に幅広い種類の紙がラインナップされている。中には和紙も。

 

 

 

メルボルンのメニューブック ショップ

また、メルボルンにもメニューブックショップがあるということで実際に足を運んでみた。

menu maker
menu maker

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一番の特徴は、メニューのハードカバーのみを専門で販売しているという点だ。よって中身のデザインや印刷は行っていない。需要はないのか?と質問するとこのような答えが返ってきた。一番の理由は印刷コストが高いため外注できないというのがメルボルン特有の問題であるらしい。

外注できないため自分達でメニューリストをデザインして印刷を行い、それにマッチするカバーだけを購入するのだと言う。「アート」・「デザイン」と言った、独創的な発想に付け加え、印刷コストという現実も『自ら作る環境』を助長させていることが理解できた。

 

日本でも若い女性を中心に人気を集めているDIY(専門業者ではない人が自身で何かを作ったり、修繕したりすること。)だが、オーストラリアの方にとっては早くからこのDIY精神が根付いているのかもしれない。チェーン店にはない、個店ならではのほっこりする雰囲気を飲食店もお客もお互いに求めているからだ。

 

明日お送りする第3弾目の記事では、メニュー以外にも店内のディスプレイにまでこだわり抜いたハンバーガーショップを紹介する。日本ではちょっと味わうことができない、極上肉とアートの数々を明日はたっぷりと召し上がって欲しい。

 

 

 

img_7299㈱ウイングッド 代表取締役 勝良 良太

1976年5月7生。
出身地:堺市出身。
座右の銘:我 以 外 皆 我 師 也



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