【繁盛店取材】ドンブリだけで肉好きを満たす、肉丼専門店 道頓堀肉劇場

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近年の肉ブームは衰えるどころか、未だ冷めない人気ぶり。

今年も肉で始まり、肉で終わるのか?

そんな過熱ぶりを実感させる、肉丼専門店に今回取材してきました。

 

 

 

肉丼専門店  道頓堀肉劇場 

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ここは大阪 道頓堀。平日にも関わらず多くの観光客で賑わいを見せる大阪随一のスポットです。と、いつもならメインストリートに目は行きがちなのですが、今回ご紹介するお店は御堂筋挟んで逆サイドに位置しています。黄色に黒字が遠目からも目立ちますが、それを更に際立たせているのが間口の “狭さ” です。ファサードも前にせり出しているためコンパクト感が助長され逆に目がいきます。

 

訪れた時間はランチのピークを過ぎた13時30分。にも関わらず店頭では10名程の行列がありました。やや心折れ10分程辺りを散策して戻ってきた時には、先程の行列はお店の中へと吸収されていました。何たる回転率!?!?

 

 

店頭看板

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毎月、2日・9日・29日はサービスDAYとして肉増し無料という嬉しいサービスが!あいにくこの日は各当日ではありませんでしたが、分かりやすい ニクの日” イベントですね。他にも “期間限定メニュー” や、テイクアウトの告知等、少ない面積をフルに使った情報告知です。

 

 

 

店内入り口の券売機

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前には外国人観光客のカップルでしたが、多少の時間を要したもののスタッフさんの手を借りることなく購入されていました。モニター画面左上にある、【English/中文表記】が完備されていることからインバウンド対策もバッチリのようです。

 

 

 

店内

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奇抜な外見とは裏腹にとても静かな店内。BGMもありません。店内は満席ですが、半数は外国人観光客でしょうか。『みんな肉が好き。』そんなフレーズが浮かぶ程に客層は、国籍・老若・男女問わずまちまちでした。
店内にはメニュー表も

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店内には見開きのパウチメニューも用意されており、料理が運ばれるまで自分が頼んだ料理をまじまじ鑑賞できます。使用用途が正しいかは別として、メニュー左上にはご飯茶碗のイラストがあり、大盛・特盛無料と書かれています。しかしながらこちらのお店は通常でもご飯の量は300gあり、基本からしてボリューム満点なのです。ちなみに、大盛は400g、特盛は500gとサービスも満点でした。

 

『女子だって肉が好き』そんな女子心を満たす、“レディース限定セット”  も用意されていました。(丼のボリュームは少なめな分、サラダ・スープ・ドリンクがついたバランスのとれたセット。)

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しかし、“肉1キロ丼”  というチャンレジメニューもしっかりあります(汗。。)

 

 

 

味付けリストも

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こちらのお店では計8種類の中から肉丼のたれを自由に決めることができます。リストの下にも表記があるように、追加のたれ・マヨネーズも頼めるようです。対ボリューム戦には心強い味方です。ここでも翻訳はぬかりなく表記されていました。

 

 

 

肉劇場 人気 NO.1

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大劇場丼 1,280円(並み盛 にんにく普通だれ)

人気NO.1の『大劇場丼』は、カルビ・ハラミ・セセリ・豚ロースと4種の主役が一同に楽しめる丼です。メニュー写真の上を行く現物の迫力に、カメラを向けるのは私だけではりません。特に外国人の方は熱心に撮影を行っていました。SNSウケするビジュアル丼であることも人気を集める一つの要因かもしれません。

 

一人一つ用意される壷の中身はモヤシナムルでした。あっさりとした塩味が別の角度から食欲を盛り立てます。ちなみにこちらも食べ放題です!

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この店内の静けさは、決して静かにしているのではなく、静かになってしまうだけのことかもしれません。。それ程にみんな肉に夢中ってことです。

 

 

 

人気の秘訣は?

 

コスパ

肉ブームの影では着々と高騰を続ける牛肉の価格が問題にもなっています。そんな肉事情の中、ボリューム一杯のお肉を低価格で食べれること自体メリットとる客層が多いように感じました。また牛肉以外のラインナップでもたれの種類やご飯増量等、他にも価値を見出すことで顧客満足度を高めることにも成功しているのだとも感じました。

 

回転率

回転率と聞くと、お店側のメリットと捉えがちですが、お客さんにとっても喜ばしいことはたくさんあります。実際に店内から見ていても回転率は早いと感じました。流し込める丼スタイルのため、隣のお客さんに至っては3分で完食し客席を次の方へと譲られていました。(誇張ではなく。。)また外国人観光客に対して、ぬかりのない言語対応をメニューに施されていることがスムーズな回転率へと転換させているようでした。

 

イベントで集客

店頭看板にありました、 ニクの日” イベントや “期間限定メニュー”  はリピートする上でも一つのきっかけを作ります。またインバウンド需要においても、もはや無視できないのが口コミです。SNSを通じて拡散された情報は、どの情報誌よりもリアルで信頼性を帯びるものになってきました。顧客が新たな顧客を創出する時代にお店側からの工夫やアクセントがあるかで集客の幅は広がりをみせるのではないでしょうか。

 

 

 

まとめ

肉ブームが熱を帯びればサービスもメニューも成熟度は増しますが、その反面ユーザーからは新しいサービスを求められるようになります。また外国人観光客の増加でユーザーのニーズも一つに絞れなくなってきているのも現実です。一つのお店ですべてのターゲットに同様の満足度を与えるのは難しいかもしれませんが、敢えてウリにする商品を絞ることで隅々まで行き届くサービスを作れるのかもしれないと、今回の取材で気づくことができました。肉の可能性はまだまだありそうです!この先も肉に密着取材してまいります!



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