満を持して日本再上陸!アメリカン中華のパンダエキスプレス

映画のシーンでよく出てくるように、アメリカ人はテイクアウトの中華が大好き。
その中でも絶大な人気を誇っているのがアメリカン中華のファーストフードチェーン、
パンダエキスプレスです。

パンダエキスプレス誕生の歴史

創業は1973年。創業者はアンドリュー&ペギーチェン夫妻とアンドリューの父、
ミン・ツァイシェフ。
ペギーは工学博士、アンドリューは数学で修士号も持つ高学歴カップルです。
両親が米国に移民し、パサディナにパンダエキスプレスの前身となる
パンダ・インをオープンさせたことが始まりです。

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その後、グレンデールのギャラリアモールを管理している不動産屋と知り合いに
なったことから、ファーストフードとしてのパンダ・インをモール内の
フードコートにしてスタートさせ、今のパンダエキスプレスへと
変貌を遂げていきました。
ウェストサイドパビリオンを2号店とし、全米のモールへと拡大していったのです。
また1980年台後半には西海岸に本社を持つ大手スーパーマーケット
Vons店内イートインコーナーへの進出や単独店としての出店も果たします。

ペギーのソフトウエアエンジニアとしての経験から、パンダエキスプレスは
早い段階で業務のコンピューター化を図っており、システム解析を導入することにより
物流や品質管理も向上させてきたIT先駆者としての側面も持ち合わせています。

またパンダエキスプレスは災害援助、恵まれない子どもたちへの援助など、
パンダケアとして地元のコミュニティへ寄付やボランティアサービスなども行い
社会に貢献しているそうです。

 2016年に日本へ再進出決定!

海外展開としてはメキシコ、プエルトリコ、カナダ、韓国、ドバイなどに進出。
日本へは2001年に神戸・大阪地区で出店しましたが、現在では撤退しています。
実は筆者も10数年前大阪のアメリカ村でパンダエキスプレスを目撃しています。
(残念ながらこの店では食べませんでした)

【企業概要】
2016年売上:
2.5billion (約2540億円)
店舗数:1900店舗+
従業人数:24000人
本社:カリフォルニア州ローズミード市
URL:https://www.pandaexpress.com/
米国で最大級の株式非上場、 プライベート企業。

日本でこのパンダエキスプレスを手がけるのは力の源HD
Panda Restaurant Group,Inc.と合弁事業として2016年中に
日本国内で営業をスタートします。
力の源ホールディングスはラーメン専門店「一風堂」を中心に、
食全般にまつわる事業を行う企業です。

資本金:9億2,320万円
2016年売上:208億円(3月期)
従業人数:連結523名
本社:福岡県福岡市
URL :http://www.chikaranomoto.com

パンダエキスプレスの注文はいたってシンプル!

 

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【ステップ1】まずは次の中から一つ選びます。
*ボウル(主食+メイン1つ)
*2アントレプレート(主食+メイン2つ)
*3アントレプレート(主食+メイン3つ)
*キッズメニュー(キッズサイズの主食+メイン1つ)

【ステップ2】次に主食をチョイス。
主食はチャウメン、チャーハン、白米、玄米の中から選べます。
チャウメンとチャーハンを半分づつにする、ハーフ&ハーフなんていう
頼み方もできますよ。

【ステップ3】次に主菜をチョイス。
最後にトレイに並んでいる中華料理の中から食べたいものを選べば完了です。

数あるメニューの中で一番人気なのは、1987年に湖南省の料理からアイデアを得て
開発されたというオレンジチキン
鶏の唐揚げをオレンジ風味の甘酸っぱいタレに絡めた料理で、
いまでもパンダエキスプレスを代表する1品となっています。
またパンダエキスプレスの料理はMSGを使わず調理されており、
野菜は冷凍ではなくフレッシュなものを使用しているのが特徴と言えます。
トレー内の料理が減ってくると併設のキッチンで新たに調理をして追加するので
常にフレッシュな状態が保たれています。

ちなみに筆者のおすすめは2アントレプレートを注文して
チャウメンとチャーハンのハーフ&ハーフに、
おかずは上海アンガスステーキ(1ドルup)、オレンジチキン、 クンパオチキン、
ストリングビーンチキン、ハニーウォルナッツシュリンプ(1ドルup)、
ブロッコリービーフなどから2品選ぶことでしょうか。

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一度は日本撤退したパンダエキスプレスが今回は成功を収められるか?

鍵はその味が日本人に受け入れられるかどうか、ということころにあるでしょう。
ネットでの意見は真っ二つ!

以下、インターネットでの意見をいくつか拾ってみました。

【ネガティブコメントの一例】
「日本には安くて美味しい中華料理屋があるから流行らないだろう」
「甘ったるくて油っこくて好みに合わない」
「バーミヤンや餃子の王将のほうがいい」
「一言でいうとまずい」
「アメリカで食べたけど好きになれなかった」
「アメリカで食べたから美味しく感じたが日本でどうかな?」
「リピーターは来ないかも」
「舌の肥えた人の多い日本でやっていけるのか」

【ポジティブコメントの一例】
「大ファン。オレンジチキン最高」
「日本に似たものがないので買いに行く」
「オレンジチキンとチャオメンが好き」
「一番できてほしかったファーストフード」
「オレンジチキンは癖になる味。日本で食べられるのが楽しみ」
「あの味と値段そのままで来たら通いたい」
「ブロッコリービーフは神」
「向こうに住んだ人なら嬉しいはず」

筆者の個人的意見としては受け入れられるのではないかと思っています
独断と偏見のその理由は…?

自分が大好きだから(笑)

あの甘ったるいオレンジチキンも、 しょっぱすぎるクンパオチキンも
慣れてしまうとやみつきになるのです。
私の中ではパンダエキスプレスは、オーセンティックな本格中華でも
ジャパニーズ中華でもなく、
アメリカン中華というまったく新しいカテゴリーなのです。

筆者の友人にはたくさんの元駐在員家族がおりますが、
彼らが米国を思い起こすとき、口を揃えて言うことは「パンダが食べたい」でした。
一度でもアメリカに住んだことのある人なら、つい懐かしくなってしまう味。
それがパンダエキスプレスなんです。

今後のパンダエキスプレスの日本での活躍に期待したいものです。



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