贅沢は敵か素敵か?外食各社が定番メニュー値下げ傾向

消費が力強さに欠ける中、外食各社の間では、集客を図るため、定番メニューの値下げなどに踏み切る動きが広がっています。

 

このうち全国におよそ1400店舗があるファミリーレストランの「ガスト」は、29日からメニューを改め、来月中旬までの期間限定で、定番のチーズハンバーグなど4種類を値下げしました。

%e3%83%97%e3%83%ac%e3%82%bc%e3%83%b3%e3%83%86%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b31

 

 

 

贅沢は敵か、素敵か?

 

ちょっと高くても、ちょっとだけ贅沢したい

普段の生活や行動の範囲内で手を出せる少し高級路線の商品やサービス、大々的な出費ではなく「ちょっとだけ奮発しちゃう」程度の感覚で手が伸ばせる高級体験、といった意味合いで用いられる表現。いつものスーパーでブランド食材を買う、コンビニでプレミアムスイーツを買う、といったことを指す場合が多い。

 

その恩恵を身近に受けれるものの一つに外食が挙げられます。2013年に「ジョナサン」が販売したフォアグラを使ったメニューは、一部販売制限になるほどの大反響。フェアメニューとしては同年最も売れた商品となった。また、「ココス」でもにフォアグラを使ったメニューを販売したところ、あまりに好評だったため、年末年始に再販。そのほか、居酒屋やコンビニにもフォアグラやトリュフを使ったメニューが登場した。

実際にガストでも、フォアグラなどを使った少し贅沢なメニューを積極的に展開し、去年は過去最高益を記録しました。“贅沢は素敵”  な1年になったものの以前より売り上げが振るわないため、低価格のメニューの強化に踏み切った経緯がありました。

運営会社の松本純男社長は「景気はちょうど踊り場で微妙な位置にある。日常の中で同じお金を使うのであれば、節約しつつも質の高いものという価値をどれだけ出せるかに気を配っている」と話します。

 

“贅沢は敵”  の時代が到来するのでしょうか?

 

 

 

マクドナルドも値下げへ

 

日本マクドナルドは平日のランチタイム(10時30分~14時)限定の「バリューランチ」を、 9月12日から全国のマクドナルド店舗(一部店舗除く)にて提供開始している

a_o_

バリューランチとして売り出されるのは大きく分けて2つ。1つは、「てりやきマックバーガー」「フィレオフィッシュ」「ダブルチーズバーガー」の現行価格620円のバリューセットを、平日のランチタイムに限り550円で販売するというもの。もう1つは「ビッグマック」「チキンフィレオ」のドリンクSサイズ付きの新コンビで、こちらは400円で販売される。

 

 

 

いきなり!ステーキは初の値下げ

 

ea92ef5dbb9a6c7f8b839834af99c44b28910fd5-11-1-24-2

いきなり!ステーキは開店以降100店舗展開を達成するなど順調に勢力を拡大させて来ましたが、一方で円安進行や飼料代高騰により牛肉の仕入れ値が上がったことで値上げも行われてきました。

開店当時1g5円だったリブロースステーキはその後2度の値上げでグラム6円→7円となっており、最低でも2,100円からのオーダーとなっていました。(リブロースは300g以上からオーダー可能)

しかし値上げをして以降、今年に入ってからは円高傾向が続いており、ドル円で言えば昨年後半の1ドル120円前後から100円程度に円が高騰しています。それを反映して今回、10月からの仕入れ値の値下げが行われるようで、商品に対しても主力をグラム0.5円値下げを実施します。

堅調な出店の中でも、値上がりによる風潮を睨んでの値下げでしょうか。

 

 

 

 

ただ安いだけでは駄目なのか?

 

外食各社の間では集客のため値下げなどに踏み切る動きが広がっていることが分かりました。ガストの松本社長の言葉にあった、“節約しつつも質の高いものという価値をどれだけ出せるか”  今後の外食業界のポイントになるかもしれません。

ちなみにガストさんの対応は、レギュラーメニューのサラダうどんの野菜をおよそ2倍に増やしながら値段は据え置き、割安感を強調しながら価値を訴求されています。このようなメニューの種類を増やすことでリピーターを増やしていく狙いもあるそうです。

 

次回は、そもそも、何故、節約志向が根付いているのか?その鍵を握る若者の消費傾向に迫ります。どうぞこちらもお楽しみに!

 

 

 

参照サイト

そのひ暮らし

NHK NEWS WEB

 



メニューの力

業態別からメニューブックを選ぶ