メニューブックを切り替える際、抑えておきたい3つのポイント!

ショッピングモールのフードコートって大人になってもワクワクしませんか!?

特にお昼時はキョロキョロと目移りしてしまい、迷子のようにも。。

img_8526

出店されているお店の立場からはどうでしょうか?買い物客や地元住人の方々等が多く集まることからフードコート全体での集客力は抜群の力を発揮するのではないでしょうか。しかしその反面、競合店舗が隣同士に並ぶことからメリットだけとは言えない立地条件であることが分ります。

 

今回ご紹介するお店は大阪は高槻市のショッピングモールにある中華屋さんです。休日ともなれば子供連れのファミリーで一杯になるフードコート内において、メニューブックを変えたことで売り上げアップに成功したお店でもあります。どのようなメニューブックにされたのかを取材してきましたのでご覧下さい。

 

左に「サイゼリヤ」、右に「はなまるうどん」と有名チェーン店に挟まれる形にあるのが、中華料理 蘭香園さんです。

img_8513

本格中華がリーズナブルな価格で頂けるこちらのお店は先月の11/29のリニューアルに合わせて、メニュー内容とブックの一新をされました。

 

img_8515

一歩踏み入れれば金色に輝く装飾の数々が、中華圏の伝統を演出します。カジュアルなフードコートの様相とはまた異なる雰囲気がこちらのお店にはあります。

ここでお気づきの方もおられるかもしれませんが、フードコートは好きなお店の料理を店頭で購入し共有スペースで食べることが一般的かと思います。ファミリーやグループで訪れても自分の好きなものを持ち寄れることから、意見が割れることはありません。

しかし、蘭香園さんはフードコートに面しながらも独立した作りとなっているため入店してお店の中で食べる店舗型となります。バラバラで食べると言う訳にはいきません。このフードコートの環境下ではややアドバンテージを負うことになります。

 

また有名チェーンを競合にしなければいけないことから、リニューアルにおいて改善すべき3つのことが挙げられました。

 

 

  1. 目玉商品の開発
  2. 分りやすさを心がけたメニューデザイン
  3. 親しみやすさが湧き出るメニューブック

 

 

リニューアルされるにあたりお店が設けた3つのコンセプトになります。このコンセプトにおいて実際どのような取組をされたのか一つづつ見ていくことにしましょう。

 

 

1.目玉商品の作成

img_8520

店頭には巨大な木製看板が新設されました。看板面積の半分以上を占めるものが【おすすめ飲茶セット】です。580yenの価格で飲茶と好きなラーメンがつくコスパ抜群のメニューも今回のリニューアルによって新設されました。

 

Before メニュー

img_8495

以前まではそのような料理はなかったため、メニュー内容も押しにするものがなくレギュラーメニューが均等で表現されていました。表現が散漫になることで、お客さんの目には止まりにくく素通りされてしまうことがあったそうです。目玉商品を作ることでこれ自体がアイキャッチ効果を発揮します。均等に見せるのではなく、まずは一つだけでも目に止めてもらうことで選択候補に挙がることがまずは必要となります。

 

 

 

2.分りやすさを心がけたメニューデザイン

img_8524

中華料理は他のジャンルに比べて種類が多いのが特徴です。飲茶に始まり、冷菜、小皿、海鮮、肉、野菜、麺、点心、飯料理にスイーツと多岐にわたります。ここに当店自慢の名物料理やドリンクメニューが加わればこれを一度にメニューとして見せるのはとても難しそうに思えます。写真との組み合わせをすれば当然メニューページが増しますし、文字だけにしてしまうと印象が薄いメニューになってしまいます。

その点、こちらのメニューは右端にインデックスを設けることで料理のジャンルがどれくらいあるのかを最初に見抜くことができます。種類豊富なメニューでも整理しながらオーダーすることができるため頼む順番も計算できるのです。

 

 

 

3.親しみやすさが湧き出るメニューブック

img_8516

カフェのようなお洒落な店内

店頭で見た装飾品から本格中華の重厚な雰囲気がありますが、店内はというと一瞬カフェを思わせるようなお洒落でカジュアルな雰囲気も持ち合わせています。重厚さとカジュアルさの中間をいくお店の雰囲気を今までのはメニューブックでは表現できていないのではないか?そんな疑問を店長さん持たれておりました。

 

 

Before メニューブック

img_8498

 

スキニー素材を使ったメニューブック

img_8519

そこで今回採用されたメニューブックがこちらです。お店のキーカラーである赤を基調としていますが、重たいイメージにならない様にスキニー素材を使用した仕上がりとなっています。「麻」の様な手触りがお洒落でカジュアルな雰囲気を演出するためメニューブックでもイメージ通りに表現することができました。

メニューブックにつきましては通販サイトメニューの力からお求めいただけます。

メニューの力

 

 

おすすめ飲茶セット

img_8504

飲茶点心(セットB) 850円

リニューアルによって新設された飲茶点心セットを頂くことにしました。850円とは思えない品数がテーブルを埋め尽くします。一品ごとが適量のため美味しいものをたくさん食べれるセット内容でした。女性にも嬉しいボリュームではないでしょうか。

 

 

 

〆は店長の胡さんとスタッフさんとで仲良く

img_8528

リニューアルから10日程でお客さんの集客人数が昼間で10人、週末で30人増えたとの嬉しいお声を頂戴することができました。今回はメニューブックのみの作成をさせて頂きましたが、メニューを一新する際には既存のメニューラインナップや店頭訴求等も一緒に考える良い機会かもしれません。以上、高槻市のフードコート内にある中華料理 蘭香園さんから山崎がお伝えしました。

 

 

 

img_7299

Webライター山崎達弥
1979年12月12生。新潟県出身。メニューデザイン研究所メディアの専属ライター。今年の新米の出来は最高です。食べることと、飲食店さんをこよなく愛する山崎が執筆させて頂きました。