注文をミスなく取ってくれる便利なセルフオーダーシステム。最近では導入がぐっと楽になり、専用の端末がなくてもタブレットを活用することで実現可能になりました。そんな背景もあって、昨今セルフオーダーシステムの導入を考えている飲食店オーナー様も多いことかと思います。本記事では、セルフオーダーシステムのメリットデメリットを紹介します。セルフオーダーシステムがお店に本当に必要なものかどうか、考える材料にしていただければ幸いです。

 

セルフオーダーシステムのメリット

セルフオーダー

 

【店側のメリット】業務量が減る

テーブルまで注文を取りに行く必要がなくなります。例えば居酒屋では、最初にドリンクとお通し、次にサラダ、メインメニュー、さらにドリンクのおかりなど、注文ごとに何度もテーブルを往復する必要があります。料理や飲み物を運ぶ業務はカットできませんが、注文だけでもセルフオーダーで済ませられれば、スタッフがテーブルに行く回数が半分になります。スタッフの回転率が上がることによって、利益の向上が見込まれます。

 

店側のメリット】人件費が減る

業務量が減ることで、人員がカットできる場面も出てくるでしょう。また、120%で働いていたスタッフが、90%、80%と余力を持てるようになります。スタッフに余力ができることによって、その他の業務を並行できたり、残業を減らしたりできます。

 

【店側のメリット】オーダーミスが減る

お客様が直接オーダーを入力することによって、店側の過失によるオーダーミスがなくなります。料理の数を間違ったり、聞き間違えをしたり、最終確認を怠ったりすることで発生するヒューマンエラーは完全には防げません。通常「お客様」→「スタッフ」→「厨房」という複数にわたる伝言を、セルフオーダーシステムによって「お客様」→「厨房」といったように直接伝えられるようにします。そうすることで、店側のオーダーミスが発生しないようにできます。また、セルフオーダーシステムは、悪質な客に対しても強いという特徴があります。注文の記録が残りるため、「言った・言ってない」の話に発展しません。

 

【客側のメリット】気軽に注文ができる

セルフオーダーシステムを使えば、お客様は気軽な注文が楽しめます。忙しい店舗では、お客様もスタッフを呼ぶことに対して遠慮してしまいがちです。追加注文をしたくても手の空いているスタッフがいなければ、あきらめて帰ってしまうということもあるでしょう。セルフオーダーシステムでは、スタッフを呼び止める必要もなければ、呼鈴で呼び出す必要性もなく、遠慮しがちなお客様でも気軽に追加注文が可能です。

 

セルフオーダーシステムのデメリット

セルフオーダー

【店側のデメリット】接客が減ること

接客が減ると、店の印象が機械的になります。セルフオーダーシステムで業務が減ることは大きなメリットですが、接客が減ることはデメリットです。接客は、店の温かみや笑顔をお客様に伝える機会でもあります。その機会が失われてしまえば、料理だけを出す機械的な店舗という印象を与えてしまうこともあるでしょう。セルフオーダーシステムを導入した飲食店こそ、そのデメリットに負けないよう店の雰囲気づくりを大切にしたり、スタッフ総出で声を出して明るく対応することが求められるでしょう。

 

【店側のデメリット】利用に向かない店舗がある

セルフオーダーシステムの利用がうまく作用しない店舗もあります。お客様1グループ当たりの注文頻度が低い飲食店や、手狭なお店はセルフオーダーシステムの利用に向いていません。なぜかというと、注文を取りに行く回数が少なければ少ないほど、セルオーダーシステムを利用する価値が低くなるからです。逆に、細かな注文を何度もとりにいく必要がある居酒屋や、大規模な飲食スペースを持つレストランや回転寿司などはセルフオーダーシステムの利用に向いているでしょう。また、外国人の利用が多くみこまれる店舗でも有意義です。セルフオーダーシステムには、多言語に対応したオプションがあります。英語だけでは対応しきれないようなオーダーも、セルフオーダーシステムの設定によって対応できます。

 

【客側のデメリット】操作が分からない人も

機械の操作が苦手なお客さまもいらっしゃいます。お客様側に“注文の入力を求める”のが、セルフオーダーシステムです。セルフオーダーシステムの操作は非常に簡単ではありますが、お客様によっては端末に対しての苦手感があったり、よく分からないものには触りたくないという気持ちがあったりします。お客様はセルフオーダーシステムの使い方が分からないのが当り前であるという気持ちを大切にし、最初は席に案内するとともに、使い方を丁寧に説明するとよいでしょう。

 

まとめ

セルフオーダーシステムのメリットとデメリットについて紹介してきました。セルフオーダーシステムは万能なわけではなく長所と短所があるため、自分の店に本当に必要かどうか、そしてシステムの長所が店とかみ合っているかどうかを考えることが大切です。

 

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