メニューリストが埋まる程に高まる気持ち、京都 シェリークラブ

密かに、そつなく、さりげなく、忍び、茂み…などのワードをこよなく好む、大阪クリエイティブの峯と申します。今回、そう言った意味で(京都の隠れ屋の)スペイン料理のお店をご紹介したいと思います。隠れ屋…嗚呼いい響きですね。その名は「しぇりー倶楽部」。もう何年ぶりかの久しぶりの再訪問でしたが、あいもかわらずのご繁盛ぶり。変わらない人気の秘密と、ちょっと面白いツールもございましたのでご興味のある方は是非。

 

 

①隠れた路地を潜ると…もうおいしい。

隠れ屋ってほんとにこういうことなのかと思わせる程に京都東山にひっそりとたたずんでいます。皆さんきっと気づかずに通り過ぎることでしょう。細い路地を潜ると一軒の酒蔵が見えてきます。

そこから何やらにぎやかな声が聞こえてきます。写真では伝わりきれませんが、この佇まい…もうおいしそうです。

 

 

②シェリー酒 ひと口

それでは、メニューの魅力もご紹介していきましょう。入店したらまず目につくのが、カウンターと棚に並んでいる豊富なシェリー酒の数々、今日はどれと料理でいくのかを考えさせられますね。そこからひと押ししてくれるツール、「シェリー酒メニューリスト」が1枚置かれています。甘み、辛み、特徴、産地…

その向こう側には、店員と会話ができるイメージができるようにしかけられています。とは言え、私も愉しみ方を勉強中ですのでひとまず「飲みやすいものはどれですか」とひと言。シェリー酒博士がそつなく丁寧に説明していただけます。すばらしい接客に思わず感動。

 

 

③お料理 ひと口

コースを頼んだのですが、お料理がまた絶品です。取材どころではございません。ちなみにですがコースのラインナップは下記の通りです。

【コース内容】

・前菜6種

・エビのアヒージョ

・魚介のパエリア

・シェリー酒のかかったバニラアイス

とお酒とともに最高のラインナップです。料理の一口目とシェリー酒を一口。この最初の瞬間の出会いが素敵すぎます。料理ごとにシェリー酒のふくよかな香りが微妙に変わるところも見逃せません。たっぷりと至福を噛みしめます。

 

 

④圧巻のパフォーマンスもおひとつ

接客の中で、もう一つのお気に入りがあります。テイスティングなども行えると思うのですが、写真の光景のように空気に触れさせる事で風味が増すという事でして、食事がとまるほどの圧巻のパフォーマンスを愉しむ事ができます。「シェリー酒を少しでも好きになって頂ければ」と店員さん。一つ一つの想いとこだわりが伝わってきます。もう気付けば、リストにはチェックだらけ。尽きることないシェリー酒ですが、本日はこの辺としておきましょう。

 

 

良いシェリー酒と料理はひと口ふくんだだけで分かります。同様にメニューも接客も素晴らしいとされるものはほんのひと目でもことが足りることを勉強させて頂きました。早くもまたの再訪が今から楽しみな、京都・シェリークラブさんでした。

 

 

img_7299デザイナー 峯 孝典
1981年8月2生。京都出身。メニューデザイン研究所大阪本社勤務。隠れ家をこよなく愛する、峯が執筆させて頂きました。