魚をもっと美味しくする粋で味な言葉が楽しい、繁盛店 魚屋スタンドふじ

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大阪の陸の玄関口である新大阪駅構内に「新なにわ大食堂」が誕生したのが昨年3月のこと。オープン間もない時期に取材してから早いもので1年経ちました。

 

Live感がモーとまらないステーキは、新大阪 北改札出口を出て3秒。

 

11店舗もの飲食店が軒を連ねる中、魚好きであれば思わず立ち止まってしまうお店があります。大阪の超繁盛店、「魚屋スタンドふじ」です。本店の天王寺店も連日行列を作る人気店なのです。

 

 

 

300円・400円台中心のお品書き

スタンドふじメニュー

食にうるさい大阪人をも黙らせるコスパとボリュームが最大の特長です。創業35年の鮮魚直営店が母体のため鮮度抜群の魚を安価で提供されています。びっしり書かれたお品書きですが、頭に3と4の数字が目に飛び込んでくるため直感的に安いと感じてしまうお品書きです。そして、店頭でも目にしたフレーズ『魚が安いだけの店』がなぜでしょうか私の心を掴んで離しません。

 

 

 

安いだけと言われると…

スタンドふじ店頭

『海鮮が安い店』でいいはずが、『海鮮が安いだけの店』と言われるとちょっと考えてしまうのです。他に何かあるのかと……。安いだけで美味しくないの?って思ってしまうのが自然なことだとも思うのです。

お店が人気なのは新鮮な魚の数々であることは間違いないはずですが、その魅力を更に押し上げているのが店内で目にする “コトバ” ではないかと思うのです。

 

 

 

魚を旨くするコトバの数々

魚盛り980メニュー

例えばコチラの差込メニューをご覧下さい。写真は一切使われておりません。『全国の魚を適当に盛ります!』・『魚の捌きが間に合わないので16時から』と一見投げつけられた感のあるコトバが並びますが……

 

 

魚盛り 980円

魚盛り980

運ばれてきた商品を見て口に出そうになった先のコトバを急いで飲み込みます。ついでにヨダレも。。失礼。コレで980円!?綺麗に盛り付けられたお造りにこれは『時間かかるわ。』とやけに納得してしまいました。

 

お次はコチラ!

鯛とうふ蒸しメニュー

3杯も頼んだらお店が喜ぶヤツやんって口から出かけたコトバも

 

 

鯛とうふ蒸し 380円

鯛とうふ蒸し 390円

とうふより大きい鯛のお頭を前に出かけたコトバも飲み込むしかありません。 食べると昆布と鯛から染み出るお出汁が優しすぎて、ちょっとづつ身をほぐしながら食べるとこれだけで3杯イケちゃうんですよ~ 『アッほんまや。』

鯛とうふ蒸し 一品380円、お酒が一杯380円×3はお得すぎると考え方が逆転します。

 

地酒はどれでも380円

地酒メニュー

結局はお客さんが喜ぶようになっていました。これは3杯と言わず吞んでまうな~

上喜元 380円

上喜元 380円

 

 

おいしい醤油(昼)と(夜)

おいしい醤油(昼)と(夜)

おいしいといわれると醤油だけでもきっとおいしいんだろうな~と思えてしまいます。実際に昼と夜を舐め比べしてみました。確かに美味しい!ちなみに(昼)はやや甘く、(夜)はやや辛めに感じました。(昼)はご飯に、(夜)はお酒に合うのかな~と個人的な推論です。

 

 

ふつうの熱燗・セレブの熱燗

ふつうの熱燗・セレブの熱燗

100円の差でセレブに成れるなら喜んでセレブを選びたくなります。

 

 

秘密の部屋

秘密の部屋

こんな部屋があったのか?って思いますが……

秘密の部屋

その正体は蓋を開ける間もなく少し奥まったオープンタイプのテーブル4名席でした。

 

 

 

まとめ

抜群の魚の良さと腕の良さがあるからこそ、コトバも引き立つのだと感じました。鮮魚に活字の相性はいつもよりお酒のペースも早い新大阪の夜でした。見るたびに読むたびに呑みたくなる。これはたまりませんな~ ってことでもう一杯!

 

 

本日最後のお言葉

朝から吞める素晴らしい

これを見ると明日からも頑張れそうです。ちなみにモーニングセットもあります。すごい…。

ふじモーニング450円

 

 

 

img_7299Webライター山崎達弥
1979年12月12生。新潟県出身。メニューデザイン研究所メディアの専属ライター。食べることと、飲食店さんをこよなく愛する山崎が執筆させて頂きました。

 



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