ユーザビリティで売り上げUP!ネットが変える飲食店の予約事情とは?

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“ユーザビリティ” という言葉をご存知でしょうか?

使い易さや、使い勝手といった意味合いで使われることが多い言葉ですが、Webの世界では売り上げや成果を左右する重要なワードでもあるようです。

そして最近では、飲食業界においても大きな影響力を持つものとして注目されています。

その最たる例がネットを利用した予約システムです。

今日はこの予約システムについて深堀します!

 

 

 

ネット予約急増の実態

ネット予約の人口はどのくらいなのでしょうか?東洋経済ONLINE のニュースによりますと、リクルートライフスタイルが運営する「HOT PEPPER(ホットペッパー)グルメ」が他社を大きく突き放しており、2015年度は前期比1.5倍の約3700万人と急成長しています。

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引用:東洋経済 ONLINE http://toyokeizai.net/articles/-/130234

対抗馬には、共に飲食店紹介サイトの老舗サービスである「ぐるなび」と、カカクコムが運営する「食べログ」。ぐるなびの2015年度の予約実績は、前期比約100万件増の270万件と急増した。食べログも2015年の実績は前年比3倍近い96万件と、予約数を伸ばしている。

ユーザーの特徴として、1度きりではないことが挙げられます。利用シーンも休憩の時間や、通勤途中の中など、隙間時間でささっとやれるのが支持される要因です。ユーザビリティ(使い勝手の良さ)がネット予約人口を加速させているとも言えるかもしれません。

 

 

 

お店側にもあるメリットとは?

予約システムの中では、客からの予約をネットで受け付けた瞬間に、時間や人数などに合わせて席も自動で割り当てます。そのため、手書きの台帳で予約を管理していた時と比べて、受付にかかる時間が大幅に短縮されることが挙げられます。時間が空いた分、お客様によりケア(接客)をすることが可能になっていることからお店側へのメリットも大きいと言えます。さらにシステムによっては、来店回数や好みのメニュー、アレルギーなどの情報も蓄積することもできるため、集客やサービスへの2次利用にも活用できます。

 

 

 

ネット予約 先進国 アメリカはどうだ?

ネット予約がいち早く浸透しているアメリカですが、実際の所はどうなのでしょうか?ロサンゼルス滞在の野間研究員にその事情を聞いてみました。

 

 

・別の記事で見たのですが、サンフランシスコでは高級レストラン以外でも予約が無いと入店できないとありました。
本当なのでしょうか?
ディナーは必ず予約してから行くようにしています。ただ、ランチは予約しなくても入ることが。

 

 

・電話での予約は受け付けてくれないと聞きましたが、これも本当なのでしょうか?
人気店ではそのようなことはあるかもしれませんが、全てのお店がネット予約をしているかというとそうではありません。お店によっては電話でしかできない所もあるので、一概にとはいえません。

 

 

・主流となる予約サイトはあるのでしょうか?
オープンテーブル ではないでしょうか?実際に過去に予約した9割はこのサイトからのものになります。

OpenTable(オープンテーブル)は、The Priceline Group(NASDAQ: PCLN)のグループ会社で、オンラインレストラン予約における業界をリードする企業です。加盟店舗は全世界で38,000レストランを超え、毎月の利用者数は2,000万人以上にのぼります。OpenTable はお客様とレストランをつなげる架け橋として、お客様がより魅力的なお店と出会えるお手伝いを、またレストランがよりきめ細かいサービスを提供しリピーター獲得を促進するお手伝いをしています。

 

 

・ユーザーのメリットはなんですか?
レビュー機能もあるため同時に複数のお店を比較できるのがメリットだと思います。
キャンセルがし易いのも一つに挙げられます。

 

 

・ユーザーのデメリットはなんですか?
クレジットカードの情報を登録しなければいけないため、万が一のことを考えるとやや不安があります。
またサイト上では満席なのに、電話で聞いてみると空席があったりと、システムブランクが稀に生じます。日本に比べ、そもそも良く起こることなのですが。。以前にはダブルブッキングもありました。

 

 

・お店側からのメリットとは何が考えられるでしょうか?
キャンセルが発生した場合でも事前にクレジットカードの登録がされているため、キャンセル料の決済が確実に行われます。以前、交通渋滞に巻き込まれ予約していたレストランが泣く泣くキャンセル扱いになった際も、自動的にキャンセル料がチャージされていました。人気店だったため特に厳しかったのかもしれませんがしっかり200$程自動引き落としされていました。。。

 

 

 

まとめ

野間さんとの会話から、これといったデメリットを感じていないのが印象としてありました。日本人が海外で使用しても問題なく、使いこなせるユーザビリティも浸透している要因かと思います。

また、これは私の勝手な妄想ですが、ネット予約の革新によって、家族構成から味の好みや、アレルギーといった個人情報までが登録されることになります。初めて訪れるお店でも、常連のような居心地を感じてしまう、そんなビッグデータによるおもてなしが来るのではないかと思います。メリット・デメリットを含みながらも、2017年はますますネット予約がイノベーションを起こしていくと思われます。

 

 

img_7299Webライター山崎達弥
1979年12月12生。新潟県出身。メニューデザイン研究所メディアの専属ライター。食べることと、飲食店さんをこよなく愛する山崎が執筆させて頂きました。

 



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