総務省統計局が2018年に発表した日本の高齢者動向をまとめたレポートによると、日本の65歳以上(高齢者)の人口は2018年9月15日時点で3557万人となり、高齢者人口は過去最多となりました。

それにより、外食産業のニーズも変化しつつあります。高齢者が料理をすることが困難になり、スーパーや外食の需要と共に、「デリバリーフードサービス」の需要が伸びています。これまでデリバリーがあまり普及していなかった日本では現在、急成長を遂げており、今後も伸びていくことが予想されます

 

デリバリー市場規模の伸び率

NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べの統計によると、外食産業の直近1年(2016年6月~2017年5月計)のデリバリー市場規模は4039億円で、前年比で397億円がここ一年で急増していることがグラフからも分かります。
デリバリーの市場規模

NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べ

 

デリバリーサービス普及の影響で、ウーバーイーツや出前館などのような「シェリングデリバリーサービス」も最近よくみかけるようになりました。マクドナルド・スシロー・吉野家などの大手はすでに、導入しています。

 

 

ネット・アプリ経由によるデリバリー利用が増加

日本では、ネット・アプリ経由によるデリバリーサービス利用が増加しております。前年同期比を見ても、ネット・アプリ経由による注文が大きく増加し、電話による注文が減ってきていることがわかります。

ネット・アプリ経由による注文増加

NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べ

ネットや、アプリで注文することで、注文する側もスムーズに、間違いなく注文することができ、さらに決済もクレジットカードや電子マネー、ポイントでの決済も可能です。

またお店側も、わざわざ電話対応せずに済むので、手間を取られることもなく注文の聞き間違い等も防ぐことができ、人件費の削減・生産性アップにも繋がります。

 

日本のデリバリーシェアリングサービス

現在、日本でも伸びているデリバリーシェアリングサービスをいくつかご紹介します。

1UberEATS(ウーバーイーツ)

ウーバーイーツ

出典:UberEATS

デリバリーの新しい形UberEATSはアメリカから日本に入ってきたサービスです。従来のデリバリーサービス・出前と違い、レストランが配達員を雇用することなく、すぐに始めることができます。講習を受け一定の条件を満たした配達員が、お店と契約し、配達パートナーになることで、注文したお客様のもとへ、最短時間で食事を届けてくれます。

UberEATSは2017年9月の時点で29か国、100都市以上で展開されています。 東京は8カ国34都市目に事業が開始されました。日本国内では東京・横浜・川崎・さいたま・大阪・京都・神戸でサービスが利用でき、4000店舗以上の飲食店が食事を提供しています。

 

2出前館

出前館

出典:出前館

加盟店舗数15,000店舗(2017年12月時点)を超える、日本最大級のデリバリーシェアリングサービス「出前館」です。注文から最短20分でお届けする世界最速のEコマースともうたっています。

サイトやアプリをご覧になった方も多いのではないでしょうか?
特にアプリはとても使いやすく、細かい注文を承ったり、クーポンやポイント制度など、一般会員には嬉しい特典がたくさんあることから、アクティブ会員数247万人(2017年12月時点)と利用者も非常に多いです。

出前ポータルとしては他社を寄せ付けない圧倒的なシェアを誇るサービスです。

 

 

3楽天デリバリー

楽天デリバリー

出典:楽天デリバリー

日本では認知度・信頼度共に高い、楽天グループの提供する「楽天デリバリー」。1億人を超えると言われる楽天会員にお店を知ってもらえるチャンスがあります。楽天ポイントを使って決済したり、貯めることもできます。もともと楽天の会員であれば、新しく会員登録する必要もないため、利用のハードルも低く、リピート率も非常に高いサービスとなっています。また、大手チェーン店などの豊富な出典実績もあります。

 

最後に

以上、日本のデリバリー市場の動向についてと、デリバリーシェアリングサービスについてご紹介しました。日本ではこれまで、人件費がかかることからデリバリーサービスは成長しないとも考えれらていましたが、シニア世代増加による需要とUberEATSや出前館などのデリバリーシェアリングサービスも誕生したことから、急成長を遂げています。

とは言っても世界各国と比較するとまだまだ普及率は低めなので、今後もさらに成長することが期待できます。

 

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