マクドナルドは、2014年に過去最低の赤字に陥りました。しかし、その3年後の2017年には、過去最高の黒字を計上しています。どのような手法で、マクドナルドはこの奇跡のV時回復を果たしたのでしょうか。

 

業績不振にあえいだ2014~2015年

マクドナルドが上場以来、史上最低の赤字を出したのは、2014年です。問題は、中華人民共和国・上海市にある鶏肉業者が卸した肉が、消費期限切れを起こしていることから始まりました。その鶏肉業者では素手で肉を取り扱ったり、期限切れの肉をそのまま製造ラインに流したりしていて、その様子がニュースなどで報道されました。それらの行動は工場の上層部より指示されておこなわれていたこと、さらにマクドナルドとその工場は取引関係にあったことで、マクドナルド側の大きな業績不振につながりました。さらに2015年には、マクドナルドで4件の異物混入事件がありました。チキンマックナゲットに青いビニール片、さらにチキンマックゲットに透明のビニール片、サンデーチョコレートにプラスチック片、フライドポテトに人の歯が混入していました。立て続けに問題が起きたことによって、マクドナルドは史上最低の赤字を記録しました。その業績不振は、だれもが知るような大企業でありながら、存続の危機もささやかれるほど厳しいものでした。

 

V字回復を果たしたマクドナルド

大きな赤字を出してから2年後、マクドナルドの店内では、あふれんばかりの大行列が見られるようになりました。一体どのようにしてマクドナルドはV字回復を果たしたのでしょうか。

 

今までを覆す新レギュラーメニュー

マクドナルドには、再起をかけた新メニューがありました。それが“日本人が本当においしいと思えるハンバーガー”というコンセプトで作りだされた「グランシリーズ」です。新鮮な野菜と厚切りベーコン、そしてふかふかもちもちのバンズが魅力で、安さを追求する過去のマクドナルドのスタイルとは一変したリッチなハンバーガーです。この「グランシリーズ」は、5日間で300万食を販売しました。また、窮地に立たされているからこそ思い切ったメニューを考案し、逆転を狙いました。意外性のある「マックチョコポテト」や、100円を追加することでパティが2倍になるお得メニューの「夜マック」などを展開しました。

 

 

ツールを取り入れておいしさを伝える

“テレビCMだけでは、新しいおいしさを伝えきれない”マクドナルドの主要となる客層は、デジタル世代の若者たちです。マクドナルドは、発信力があり多くのトレンドを生み出す力のあるTwitterに狙いを定めます。Twitterでキャンペーンを毎週実施し、高速で消費者たちが拡散させるサイクルを生み出しました。キャンペーンの回数だけ見れば 2015年と2016年ではほぼ同数です。しかし、2015年に月ごとに打ち出していたキャンペーンを、2016年ではできるだけ週一回のペースで打ち出すようにしました。そうすることで、話題性が継続しくみを作りだしました。

 

家族目線を徹底

鶏肉の消費期限切れ問題で完全に客離れしてしまったマクドナルドは、今一度原点に立ち返り、家族での目線を徹底して追求しました。ハンバーガーなど、商品のパッケージを一新し、家族や友人に思わず伝えたくなるようなデザインを目指しました。また、ポケットモンスターやトミカ、リラックマといった、子供向けのハッピーセットの販売を充実させることで、家族連れを取り込みました。

 

まとめ

飲食店業界では、一度評価が下がると、なかなかそこからはい上がるのは難しいのが現状です。しかしマクドナルドは真摯にその現状を受け入れ、再起を図りました。今までの常識を覆すような新メニューを考案したり、積極的に新しいツールを取り入れたり、原点に立ち返って家族目線を徹底したりと、さまざまな努力をすることで、再び返り咲きました。

 

top出典:http://www.mcdonalds.co.jp/ 

 

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