
外食企業で働くデザイナーのためのスクールとして昨年9月に開講した「メニューデザインスクール」ですが、同年の11月に1期生の修了式を無事に終えることができました。また2期生からは大阪会場の他に東京会場が新たに追加され、両会場ともに授業が開始されています。
2019年のトピックスとして、「働き方改革関連法」が4月から施行されます。労働時間の見直し等は外食企業にとっても「働き方の変革」が求められます。
働き方改革元年ともいえる今年、本気で変えたいと望まれる飲食店経営者様と社内デザイナー様のために、『今なぜメニューデザインスクールなのか?』を今回の記事では1期生の声と共にお届けします。
目次
外食企業の8割強が内制化を導入
1期生の声をご紹介する前におさらいしておきたいのが、外食企業内で進むデザイン業務の内制化です。
メニューデザインスクールが外食企業305社に行ったアンケート調査によりますと、実に8割強もの企業がデザイン業務を内制化していることが分かりました。また両方と回答した企業の多くに内制化1本に絞りたいと答える企業も多かったことから内制化のウエイトは今後も増加することが予想されます。
内制する企業の7割が「スピードアップ」と回答
実際にデザイン業務の内制化を導入されている企業105社に行ったアンケート調査によると、内制化にシフトする理由上位3つが分かりました。
約7割の企業が「スピードUP」を希望
内制化によって「要件纏め」、「校正依頼」、「修正指示」のフローが削減できるためスピードUPが可能だから。
約6割の企業が「コストカット」を希望
年間の販促物を外注した時より、内制化した時の方がコストダウンできるから。
約5割の企業が「ノウハウ蓄積」を希望
自社を良く知るデザイナーの方が情報密度の濃いデザインができ、かつノウハウを蓄積できるから。
内制化することでの外食企業が得られるメリットは様々です。内制化を導入する企業が増えることに納得もできますが、その反面で課題を抱える企業が増え続けていることも同様のアンケートを通じて浮き彫りとなりました。それは一体どのようなことか?ここからは1期生の声を元に紹介していきます。
1期生の声から分かること
Q.社内デザイナーとして働かれる上での悩みを教えてください。
社内にデザイナーが私一人だけのため共有がしにくいというのがあります。業務の悩みを日頃から打ち明けられる人が社内にいないため、誰かに相談したいという思いが単純にあります。
このような誰にも聞けない状況がずっと続いたこともあり自分の裁量がどこまでのものか分からずにいたのも悩みのひとつでした。
Q.デザイン業務を進めていく上でどのような時に難しさを感じますか?
ひとつの伝達ミスによって各種ツールに影響がでもするので他部署との連動に気を使う場面が多いです。新店舗のオープン時には時間も限られているため特に注意が必要のため難しさを感じています。
Q.「メニューデザインスクール」を選んだ理由と通学を始めたきっかけを教えてください?
学べる環境があれば受講してみたいという興味はありましたが、どこに行けばいいか分からず、またその当時にはそのようなスクールはありませんでした。その点、メニューデザイン研究所さんとは元々お仕事でのお付き合いがあったため安心感を持てたのが大きかったです。
Q.「メニューデザインスクール」を選んだ理由と通学を始めたきっかけを教えてください?
今までフード業界問わずデザイン業務のキャリアがなかったため、すべて独学でレイアウトや補正のスキルを身につけていました。キャリア2年目となる今、ステップアップするためにも基礎を見直せることが受講の決め手でした。
Q.受講されてみての率直な感想をお聞かせください。
実際に講義を受けてみて、ただ話しを聞くのではなく、学んだことをその場で実技演習できるため理解を深めることができました。知り合いにもすすめたくなる内容でした。
Q.社内デザイナーとして働かれる上での悩みを教えてください。
私もデザイナーが社内で一人のためリアルタイムで誰かに相談することができないのが悩みでした。
Q.デザイン業務を進めていく上でどのような時に難しさを感じますか?
依頼が複数同時に動いた時の優先順位のつけ方が分からないで悩むことが多いです。これも業務内容が分かる人が他にいれば相談もできますがそれができない悩みと難しさがあります。
Q.「メニューデザインスクール」を選んだ理由と通学を始めたきっかけを教えてください?
デザイン学校には通った経験はあったものの、飲食店に特化したものではなかったため、きちんとした形で受講したいと思ったことがきっかけです。
Q.受講されてみての率直な感想をお聞かせください。
一講座ごとに持ち帰れるものが多く、文字組み等のレイアウト方法を早速実践した所、現場から『売上が上がった!!』との声をもらえました。今の所ではありますが、とても励みになるできごとでした。
こんな飲食店経営者にオススメです!
社内デザイナーの生産性の低下はメニューデザインの品質低下を呼び起こし、更には売上げの機会損失を招きます。社内デザイナーの悩みが経営者の悩みになる前に、今こそ社内デザイナーの働き方改革が必要とされているのです。
- デザイン内製化を推進する企業が増加
- 人材育成に悩む企業も同じく増加
- 社内デザイナーが独学で相談できない(孤独感)
- デザインのマンネリ(品質低下)
- スキルアップのビジョンが見えない(退職リスク)
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