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2月に入り、バイトテロと呼ばれるSNS上に不適切な動画がアップされるニュースが世間を騒がしています。2013年にも一時期社会現象となりましたが、2019年になっても同じ事をするアルバイトが後をたちません。

本記事ではバイトテロのリスクと、抑止方法を考えてみようと思います。今の所大規模なチェーン店でしかニュースにはなっていませんが、バイトテロのリスクはは小規模の飲食店でも起こりうる事です。

 

バイトテロによる損害。

バイトテロによる損害は株価(売上)、人件費と人材定着率、評判(ブランド)、にでます。

1.株価(売上)

2月にバイトテロの被害にあった「くら寿司」を例にとってみます。
くら寿司の株価はバイトテロが発覚した日、前日より-2.30%下落し-130円、その結果1日で約27億円が消えたことになります。

バイトテロによる因果関係は証明出来ませんが、全く無関係とは言えないでしょう。小規模の飲食店の場合は上場してない事がほとんどなので、このように分かりやすく大きな額の損害が出る事はありませんが、客数の減少として如実に現れるでしょう。

 

2.人件費と人材定着率

アルバイトの人件費も大きな損害が出ます。
バイトテロを起こした人物は契約解除をする事になると思いますが、そうなるとそれまでの育成にかかった費用が全て無駄になります。

お店にもよりますが、未経験のアルバイトが戦力になるまでは2〜3ヶ月はかかります。それまでお店側は赤字でも、未来への投資として人件費を払っているのです。その人件費がバイトテロにより全てが無駄になります。
また、他のアルバイトへの影響も少なからず出るでしょう。ただでさえアルバイトが集まりづらい飲食店。1人抜けただけでも、他のアルバイトへの負担は大きくなります。そこから、不満が溜まり退職に繋がる事も容易に考えられます。
1人のアルバイトの退職から、退職の連鎖が起きる事は決して珍しい事ではありません。

 

3.評判(ブランド)

飲食店は悪いイメージが付くと、回復までに時間がかかります。かつてマクドナルドも、食品偽装問題が出た後は株価が大きく下がり、赤字に転落、社長交代にいたりました。小規模の飲食店の場合、運転資金に乏しいため回復する前に倒産する可能性が高くなります。

 

なぜバイトテロが起きるのか。

なぜバイトテロが起きるのか、4つ理由が挙げられます。

1.SNSの発達により、善悪問わず個人の発信が容易になった。

2.SNSの発達により、拡散しやすくなり可視化されるようになった。

3.職場環境が悪く、それの発散に店に迷惑をかける行為を行っている。

4.人手不足で管理者不在の店が増えた。

 

1.SNSの発達により、善悪問わず個人の発信が容易になった。

各種SNSが発達した影響で、個人の発信が容易になりました。承認欲求を満たす為に、善悪の判断がつかなくなっている人も増えています。

 

2.SNSの発達により、拡散しやすくなり可視化されるようになった。

バイトテロを起こした人間が口を揃えて言うことが、「こんな大事になると思わなかった」です。彼らはSNSの拡散力を見誤っており、個人だけでなく店への影響も考えずに行動を起こしています。

 

3.職場環境が悪く、それの発散に店に迷惑をかける行為を行うようになった。

バイトテロが起きやすい場所として、劣悪な職場環境が挙げられます。劣悪な職場環境とは、時給が低い事や、過度な作業負担などです。彼らは不満を声に出す場合もあれば、内に溜め込んでいる場合もあります。管理者のコミュニケーション能力が低いと、これらの不満に気づけないので、バイトテロという形で表に現れます。

 

4.人手不足で管理者不在の店が増えた。

アルバイト比率が84%と言われる外食産業業界。アルバイトだけでお店を運営する時間帯が増えた為、抑止力が働かない時間帯がどうしても生まれてしまい、バイトテロはその時間帯に起こります。

次に、これらの理由から起きるバイトテロの抑止方法を考えてみます。

 

1と2の理由のバイトテロの抑止方法。

・スマートフォンの持ち込み禁止

一番効果的なのはスマートフォンを現場に持ち込ませない事です。大手飲食店では、アルバイトのスマートフォンを勤務中は金庫に入れて預かるお店もあります。これをすると物理的にバイトテロを起こす事は出来なくなります。

デメリットとして、アルバイトの不満が挙げられます。スマートフォンを預かる事で、信用されてないと感じるアルバイトや、休憩時間中に扱えない事で不満が溜まります。これらの不満を解消する為に管理者は普段からコミュニケーションをとり、関係構築し信頼を築く事が求められます。

 

・SNS教育と法的措置。

くら寿司は法的措置をとる事を決めました。まだ判決がでていないので、どれほどの損害賠償額になるかは分かりませんが、これも抑止力になりますが、そもそもバイトテロを起こさせない為の教育も必要です。なぜやってはいけないのか、もしやったらどうなるのか。

考えれば分かるだろと経営者は考えがちですが、分かっていないから事件が起きているという事を認識しなければいけません。時間を割いてでも教育する価値はあります。

 

3と4の理由のバイトテロの抑止方法。

人材不足による職場環境の悪化が原因なので、それを解決しなければなりません。方法は1つです。

・定期的にアルバイトと人事考課を行い、従業員満足度と定着率を上げる。

3と4の理由はこの方法で抑止出来ます。アルバイトであっても、社員と同じように人事考課を行う事が従業員満足度を上げる為には効果的です。大手コーヒーチェーンでは、全てのアルバイトに4ヶ月に1回人事考課が行われます。そこでは、これまでの仕事ぶり、これからの目標設定が行われ、不満もそこで聞きます。人事考課を定期的に行う事により、アルバイトのモチベーションが保たれ、不満の芽を早めに摘むことが出来ます。実際に、1000店舗を超えアルバイトの比重が高いですがバイトテロは未だに起きていません。

管理者不在の解消にもアルバイトのモチベーションが高ければ、アルバイト同士で抑止してくれます。安易に社員の数を増やすと経営を圧迫しかねないので、アルバイトのモチベーションを上げる事にも目を向けましょう。

 

飲食店バイトテロのリスクと、抑止方法のまとめ

バイトテロのリスクは規模の大小に関わらず起きるリスクがあります。飲食店オーナーはチェーン店じゃないから大丈夫という考えは捨てましょう。現実に起きてる事件をしっかりと見つめ、どうしたら自分のお店で起きないようにするかを考えておくべきです。

 

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