あれもこれも目移りしてしまうメニューですね。でもこの状況、欲張りすぎてはいませんか?メニューの情報量は時としてお客さんを混乱させてしまいます。

 

あれもこれも欲張って載せてしまっているメニュー。お店の親切心は時として見る側の混乱を招くことに

 

通行客を立ち止まらせ入店を促すことができるのが店頭POPであることを、前回の記事ではお伝えしました。

今回の記事では店内POPの目的とPOP作成に失敗しないための注意点をお話します。

 

そもそもPOPの役割とは?

ウオサンジの店内

ウオサンジ様 店内POP事例

POPの目的は、店舗がおすすめしたい商品を店員に代わって情報を提供し、購買意欲を促進させることです。店員による執拗な勧誘、口頭説明は客にとって不快感を与えることが多々あり、それによって客が店を敬遠する事態も起こりえます。

 

ウオサンジの店内

ウオサンジ様 店内POP事例

POP広告には客を強制する力はなく、それでいながら弾力的に情報を訴求するものであるために、それまで購買目的を持っていなかったお客さんにも有用に働きかけ、興味を促す利点も持ち合わせています。

だからといって、POPになんでも情報を載せればいいというわけではありません。見る側のニーズを的確にとらえ、情報を整理する必要があるのです。

 

目的を意識しないと残念なことに

設置する場所によって、POPの役割は変わります。例えば券売機の頭上に設置するPOPであれば、情報過多になっていないか注意する必要があります。でなければ購入するお客さんは何を頼んでよいのか決めることができず回転率の悪化を招くことになるからです。

肉食堂様 券売機POPのBefore

 

券売機に限らず、アイテム同士の相性を診る「組み合わせ」が重要になります。

●見せ方 ・・・ 情報を整理するレイアウトの工夫
●配置    ・・・ 見易さの工夫
●貼り方 ・・・ 内装との相性の工夫

 

空いているスペースを埋めるためにPOPがある訳ではありません。確実に注文を受注できる、“機能的なツール” であることを理解しなければいけないのです。

また “センスがいい” と言われるお店は、POPの「組み合わせ」を感覚的に肌で判断できているお店です。それは見る側の立場になって自分の店を見ることができているからです。お客のニーズに対してPOPできちんと答えることができれば過剰な情報量や枚数は必要ないと分かるからです。

 

カウンターPOPの注意点

カウンターは食事をしながらも目線に入るため、POPを貼る上での最適な場所と言えるかもしれません。しかしこの場所も同様に空いているスペース単に埋めるだけでは売上げのチャンスロスになることを知りましょう。

肉食堂様 カウンターPOPのBefore

上記の写真は肉食堂さんのBeforeですが、単品メニューがランダムに貼られており「見る人にとって何を注文して欲しいのか?」のメッセージ性に欠ける内容となっています。

 

下記のAftereでは「ゴクゴク 肉と呑む」というタイトルを付け、ドリンクに合うフードをセットで紹介し、追加オーダーの需要を促しました。

肉食堂アフター

肉食堂様 カウンターPOPのAfter

また3種盛りにビールを組み合わせたおつまみセットは、来店したら注文したくなる “定番セット” と位置づけてお客さんに注文して欲しいという明確なメッセージであることが分かります。

 

まとめ

POP作成に重要なことはお客さんのシチュエーションをイメージすることです。券売機とカウンターでは、同じ店だとしても異なりが生じるからです。それを考えれば貼るべきPOPは自ずと絞られ、見る人へお客さんに対してのメッセージの強さを増すことでしょう。

すべてはお客さん目線で見ることができれば、無駄な貼り方をしているPOPに気づくはずです。まずはそこから初めてみてはいかがでしょうか。

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